隣に眠る江藤の香りが心地良くて
弄りたくてたまらなくて眠れなくなってしまい
様子を伺い出したのは午前二時
はじめはすやすやと寝息を立てていたのに
なんだか雲行きが怪しい
つーか、なにこいつこんなに魘されてんだ?
『疲れて眠ったときって、わたしすごくうるさいみたいなの
あまり気にしないでね』
とは言っていたけれど
最近、忙しくもなかったようだし
おれも何もやらかしてないし
今日も、昼間はぴんぴんしてたのに……
なにか悪い夢でも見てんのか?
「江藤……」
「……あん」
ちょっとまて
おまえ、どんな夢見てんだよ
今みたいな声って
普通じゃ、ていうか…………な時しか
聞いたことないんですけど
「……っっ、そこは、いや……」
……って、おい!
そこってどこだよ何がいやなんだよ
くそうエロい声出しやがって
「真壁くん……!!」
おれかよ!(←ちょっとホッ)
ていうか、おれまだ何もしてねえじゃねえか
なに一人でいい夢見てやがる
くそう、起こしてやらぁ
「―――どうした!?」